皆さん、こんにちは！
いつも稲嶺工業株式会社のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。私たちは岐阜県各務原市を拠点に、左官・土間・美装・外構・土木工事を手掛けるプロフェッショナルチームとして、地域に密着したサービスを提供しています。
この度、私たちは中国で開催された「XINGYI 興翼2025 第16回国際フロアリングセミナー」および「第2回世界フロア設備発展サミットフォーラム」に参加してまいりました。
前回の中国視察に続き、今回もフロア業界の最先端技術とグローバルなトレンドを肌で感じる非常に充実した内容となりました。
今回は、同業者である長年の知人と一緒に参加しました。
異なる視点からの活発な意見交換は、セミナーの理解をより深め、今後の事業展開を考える上で多くの示唆を与えてくれました。
セミナー初日：技術革新と実地体験
XINGYI社の第三工場を会場に、世界中から業界のプロフェッショナルが集結しました。
開会セレモニーで、葉会長は冒頭の挨拶で、「業界の未来を担うのは職人の技とテクノロジーの融合だ」と語り、単なる製品発表にとどまらず、職人文化への敬意を表した姿勢が印象的でした。
また、「世界フロア設備研究センターの除幕式」にも立ち会うことができ、XINGYI社が研究開発にどれほどの情熱を注いでいるか、その姿勢を強く感じ取ることができました。
同センター内を見学させていただき、「カラーストーンフロア施工実習」と「カラーストーンフロア理論」が行われました。
最新のマシンを使った実習では、その操作性と仕上がりの美しさに驚きを隠せませんでした。
理論のセッションでは、材料特性や施工のポイントを深く学ぶことができ、実践と知識の両面から多くの気づきを得ました。
ランチをはさみ、午後は、さらに「ユウキシ・ポリウレタンフロア」に関するセッションでは、耐久性やデザイン性に優れた新たなポリウレタンフロアの可能性について深く学ぶことができました。これは、今後の施工案件への応用を検討するきっかけとなりました。
そして、今回のセミナーの大きな見どころであった「新製品発表」では、
XINGYI社が開発した革新的なフロア研磨機や周辺機器が披露されました。
特に、作業効率を飛躍的に向上させる機能や、環境負荷を低減する設計には目を見張るものがあり、
これらが当社の事業にどのようなイノベーションをもたらすか、具体的な導入計画を練る必要性を感じました。
セミナー終了後には、参加者全員でのディナーが開催され、世界各国のフロア業界のプロフェッショナルたちと交流を深めることができました。
セミナー2日目～サミットフォーラムと未来への戦略～
午前中は「Bonddex無機モザイク理論」のセッションからスタート。
新しい無機材料の特性とその応用可能性について、理論的な背景から詳細に解説されました。
続く実演では、「Bonddex無機モザイク」と「ユウキシ・ポリウレタンモルタル」の実際の施工プロセスが披露され、
その精緻な作業工程と最終的な仕上がりに感銘を受けました。
同業者の知人と共に、それぞれの工程における技術的なポイントや、日本の現場での適用可能性について意見を交わし、深い洞察を得ることができました。
ランチブレイク後、私たちは「第二会場」へと移動しました。
午後からは、今回のイベントのもう一つの主要な柱である「第2回世界フロア設備発展サミットフォーラム」が開催されました。
各国の専門家からの講演は、私たちが日頃向き合っている日本の市場だけでなく、より広範なグローバルな視点から事業戦略を再考する上で、非常に重要な示唆を与えてくれました。
フォーラムの締めくくりには、参加者全員での集合写真撮影が行われました。
夜は、セミナーとフォーラムの成功を祝う「感謝ディナー」が催されました。和やかな雰囲気の中で、参加者間のネットワーキングがさらに深まりました。
そして、イベントのフィナーレとして「修了式および証書授与式」が行われ、今回の学びと経験が正式に認められ、大きな達成感を覚えました。
セミナー参加の成果と稲嶺工業の今後
今回のセミナーへの参加は、私たち稲嶺工業にとって、単なる情報収集以上の大きな意味を持ちました。
単に新しい道具や素材を見たというよりも、「どう使いこなすか」「どこに応用できるか」を具体的にイメージできたのが最大の収穫です。
また、同業者の知人と一緒に参加したことで、異なる専門分野からの視点や、より深い技術的な議論が可能となり、
単独では得られなかった多くの発見がありました。これは、今後の事業展開における新たな可能性も示唆しています。
今後も稲嶺工業の活動にご期待ください！
